ただの社会人が初めてチームでサービスを作って気づいた3つの事

半年前からut-gymという勉強会に参加して7名チームのチームリーダーとしてサービスを開発しました。
そして、作っているサービスがついにβテストまでこぎつけました。

Henerico(ヘネリコ)は薬の服用支援サービスです。現在テストユーザを募集しています!
http://demo.henerico.com

まだまだ開発中なのですが、薬やサプリメントを飲んでいる方は是非使ってみてください。
感想はこちらまでお気軽に。


このエントリーではただの社会人がいろいろな人を巻き込んでウェブサービスを作りながら、
なんとかリーダーとしてやってきたときに気づいた事を今回は3点挙げたいと思います。
当たり前の事ばかりかもしれませんが、何かの参考になれれば幸いです。

1. 環境って重要!

1つ目は、「優秀な人が集まるところに身を置くことが重要」だということです。
Ut StartUp Gymに集まった人たちはとても優秀な方が多く、Henericoプロジェクトメンバーも優秀な人ばかりです。
そしてUT Startup Gymには作業場所や開発のサポートをしてもらいとても助かりました。
場所提供をしてくださった松尾研究室様、オーマ株式会社様ありがとうございます!
運営の飯塚さん良い人!amachangさん良い人!
http://ut-gym.jp/events/002.html

2. ソーシャルじゃなくてもいい!

2つ目は、「ソーシャルは必須ではない」ということを学びました。

サービスを考え始めたころは『やっぱりfacebooktwitterはマストで、どんどん共有しよう!』と時流の思考をしていました。

しかし、健康などのセンシティブな分野の情報はなかなか共有することが難しいため、ソーシャル性を持たせるかどうかチーム内で議論が集中しました。
結局は原点に立ち返り、最初はあくまで「服用忘れを防止する」のが目的であって、ソーシャル性は必ずしも必須ではないことに気がつきました。

ただし、ユーザーから「twitterfacebookとの連携がほしい」という声が多くあったら対応しようと思っています。

3. メンバーの特性を活かせ!

3つ目は、「個人の『やりたい事』より『能力が活きる事』を割り振ったほうがいい」という事です。

初めのうちは、プログラミングを希望する人にコーディング作業を担当してもらいました。
「やりたい事」をやらせてあげたかったのです。そしてみんなで一緒に作ろうと思い努力しました。

しかし過度に不慣れな作業を振った結果、学習コストが高くなってしまい進捗が進まない事態になりました。

結局、「やりたい事」より「個人の能力が活きる事」にシフトした結果、順調に作業が進むようになりました。(当然ですが)
皆に申し訳ない気持ちを抱いていたある時、メンバーの1人から「やりたい事で貢献できないより、自分が得意な事で貢献できるので精神的に楽だ」という意見がありました。

特に今回のようなスタートアップ系では、先ず出来ることを割り振ってスピードを出し、合い間で「やりたい事」をやるのが良いと感じました。

※最近では徐々に力がついてきたので、「やりたい事」を増やせています。


最後に

以上3点挙げましたが、世の中的にはきっとどれも当たり前のことだと思います。
簡単に言えばリーダーは、環境選び、サービスの特性、適材適所を考えようということです。
しかし、自分が主体的に動いて経験することで、その難しさや重要さがよくわかりました。

そして最後に、テストユーザ募集中です!(大事なことなので2度言いました)
http://demo.henerico.com

テスト中ですがどんどん改良していってますので、楽しみにしていてください!
アンケートサイトで感想もどしどしお待ちしています。